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境界標をご存知ですか?

境界標設置の重要性を知ってください。

 土地が高価な財産であればあるほど、土地に対する権利意識は高まり、隣地の所有者との境界争いに発展する場合もあります。この境界紛争は境界が不明なために起こり、所有者が境界標を設置していなかったり、設置した境界標を管理していなかったことが往々にして原因となります。



自分の土地は自己管理が基本です。

 自分の土地は登記されているから大丈夫!と考えている人が多いようです。ところが、現地に境界標が設置されていないためにお隣との付き合いが不仲になったり、紛争にまで発展することもあります。あなたの大切な財産を管理するためには、境界点に永久標識を設置して、自分の土地の維持管理をすることがとても大切です。



境界標設置は明確なメッセージです。

 宅地造成や、区画整理等によって境界標が設置されているところはともかく、木や垣根などでおよその位置はわかっていても、塀をつくり直したり相続したりした場合に、正確な境界点がわからず、隣地の所有者とのトラブルが起きることもあります。そのような時のためにも自分の土地を明確にするための境界標を設置しましょう。



昔の境界の話。

 まきの木が境界:隣との間に、まきの木が植えてあり、この木を境として何の不安もなくすごしてきました。家を建て替える機会に境界標を設けようとして立ち会いを求めたところ、隣の人が、この木は境界線より3尺下がって植えたと主張し始めました。このまきの木は古く、地境に詳しい父はとっくに亡くなっているし、いまだに家も建て替えられないので困っています。地境は樹木のようなものではあてにならないことが身にしみて分かりました。



現在の境界標を紹介します。

 境界標は、筆界の点又は線の位置を表すための標識(目印)です。従って標識の頭部には、点の位置を特定する「しるし」が付いています。


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